2008年07月02日

横隔膜ヘルニアと避妊手術その1

先日避妊手術したジェリ子ちゃん。
実は一緒に横隔膜ヘルニアの手術も済ませたんです。

ジェリ子ちゃんは保護主HARIBOさんが時間を掛けて餌付けして、じっくり距離を縮め乍ら保護した猫さんです。

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保護した後職場の先輩が後見人となり、その方の所に一時預かりして貰っていました。
ジェリ子ちゃん、その後見人さんの所で一時預かりして貰っている際に発情してしまい、慌てて病院に連れて行った所、大変丁寧な病院で、避妊手術の前には先ずレントゲン撮影。。。という手順だったそうです。
とそこには影が映っていたため、「腫瘍の疑いもあるし、今後詳しく検査を。」と勧められて、どうしたものかと悩んだ保護主さんと後見人さんが、友人ぶぃぶぃあんさんに相談し、そこから猫の幼稚園に繋がって、それがジェリ子ちゃんが入園する切っ掛けだったんです。


入園から暫く経った5月1日、ジェリ子ちゃんの保護主さん&後見人さんと合流してジェリ子ちゃんの診察をベル動物病院さんにお願いしました。

猫の幼稚園としては、信頼するベルさんでの診察を勧めていた訳で、それには副院長鈴村先生が、腫瘍のエキスパートである事も大きな要因でした。

三人と一匹で診察室に入り、兼ねてから腫瘍の疑い有りと言われた猫さんを連れて行くのでとお話ししていたので、早速鈴村先生が先の病院のレントゲンを診て下さいます。

開口一番「横隔膜ヘルニアじゃないかなあ〜?
念の為にもう一枚レントゲン撮りましょう。」

内田先生に連れられてレントゲン撮りに行ったジェリ子ちゃん、前の病院では大暴れして、一枚しか撮れなかったのですが、今回はとっても良い子で撮影終了。

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その最新画像を前にして「やはり横隔膜ヘルニア」との診断。

更に念の為にエコーも撮ってみました。

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猪俣先生がエコー機械を操作して説明してくれます。

やはり、「横隔膜ヘルニア」との診断で落ち着きました。


猫の幼稚園で横隔膜ヘルニアと言えば、もふ君現なると君を思い出しますよね。
まだ生後二ヶ月程の小さな体で、大手術に踏切り見事生還したもふ君。
もふ君自身の生命力や運の強さも有るけれど、やはりベルさんでの手術が成功の大きな要因だったと思います。

もふ君の場合は、後天的な症状で癒着も酷くはなくて手術が上手くいったのですが、もう2歳ちょっとにはなるだろうジェリ子ちゃんの場合は。。。
少々躊躇する保護主さんと後見人さんに、もふ君のときの様子を説明しながら、手術のプラス面とマイナス面を考えます。

どうせなら一緒に避妊手術出来ればよりリスクは少ないし。。。

でも癒着が酷い場合は、開腹しても手術せずにそのまま縫合する事もある訳で、その場合でも避妊だけは済ませることができれば。。。

などなど、色々と相談していると、突然院長登場
レントゲンをちらっと診て、「手術するぞ」とアッサリ簡単に宣言したのでした。

目が点の二人に変わって通訳すると、
「それはつまり、ベルさんでは手術に躊躇するレベルではないってことで、難易度も低い手術って訳ですよね?」
「うん、そう」とにっこり微笑む院長

やはり頼りになります、ベル動物病院さん

手術自体は関係者の(ベルさんの都合も含めて)都合もあって少し先に延ばした訳でして、この間の土曜日にHARIBOさんがお迎えに来てぶぃぶぃあんさん達と一緒にベルさんに向かいました。

長くなるのでそのに続きます


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posted by いよだとばん&むう at 20:51| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
自分が選ぶ病院によって、愛猫の病気が早期発見されたり、されなかったり、差がでるってことをジェリ子ちゃんの身をもって教わりました。
病院選びはホント悩みますねえ。
Posted by チャチャ at 2008年07月09日 13:15
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